施設としての対応
サービス付き高齢者向け住宅の場合、食事は自己責任の場合が多いと思います。しかし、現状として施設と同列に扱われる傾向があるため災害用の食事は無視できないと思います。
かといってコストはかけられない。そんな中、比較的安価で最低限何か用意できるものはないかという観点から我々の運営するサービス付き高齢者向け住宅ではサタケマジックライスの炊き出し用シリーズを災害用にストックしています。お湯もしくは水で作ることができるため、水さえ確保できれば提供することが出来ます。
入居者の入浴時水分補給やスタッフの水分補給のためにウォーターサーバーを設置しています。この現場では水タンクを余計にストックしておいて災害時にはそれを利用する予定です。
実際に使ってみましたがやはりお湯で作る方がおいしく出来上がります。
価格は50人分で1食1万円くらいから、通販でも購入することが出来ます。サタケマジックライスの詳細については下記URLをご覧ください。
https://satake-japan.co.jp/products/foods/takidasi/000114.html
災害時の食事
災害時に電気や水道が止まってしまう。
なかなか現実問題として捉える事ができませんが、実際に今年7月の西日本豪雨では大阪で停電、北海道胆振東部地震では北海道全域で停電し水道も止まる地域もありました。
電気や水道が止まると食事の提供ができなくなります。また交通インフラが麻痺してしまうと物流が止まり、食糧・食材の確保が困難になってしまいます。
実際に被災した場合の食糧事情を考えると備蓄食糧は必ず必要になってくると思います。
今年は災害が連続しています。次に被災するのは自分の地域かもしれません。現状で対策のない施設・住宅は非常食の備蓄について早急に議論するべきと思います。
施設に再加熱システムが必要な理由
椙本&西の対談食事提供が施設の課題になっている中、解決の糸口が再加熱システムにあります。
食事運営関連 4/2
厨房ワンオペを実現する再加熱システム。
安定した厨房運営を実現できます。
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